前払家賃と繰延税金資産の違い4 - 税理士試験・「超」理論暗記法

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前払家賃と繰延税金資産の違い4

20120320

続いての、
前払家賃と繰延税金資産の違いについてです。

これまで述べてきた違いは、
会計理論寄りの学問的な概念の違いについてでした。

この稿で述べる前払家賃と繰延税金資産の違いは、
法人税申告書を作成するときの実務的な違いです。

法人税額の算出過程の知識が無い方には
わかりづらいかと思います。

<前払家賃について>
前払費用/地代家賃
の仕訳は、法人所得を増加させます。

つまり、
貸方の地代家賃(マイナス家賃)が計上されることにより、
法人所得が増加します。

前払費用/地代家賃 1000
という仕訳を切ることで、
仕訳前よりも法人所得が1000増加します。

よって、それに伴って法人税額も増加します。
(1000×40%=400増加します。)


<繰延税金資産について>
繰延税金資産/法人税等調整額
の仕訳は、法人所得を増加させません。

貸方の法人税等調整額(マイナス法人税等)が計上されても、
別表四で同じ額が減算されますので
所得の変動はありません。

繰延税金資産/法人税等調整額 1000
の仕訳が切られると、
同時に別表四でこの1000増加した利益を減算します。

別表で減算させる理由は、
法人税等調整額は会計理論上の法人税等を変化させるためであって
実際の法人税の計算においては無関係の金額であるからです。

実際の法人税の計算において無関係とするために、
貸方の法人税等調整額(利益増)は減算し、
借方の法人税等調整額(利益減)は加算して
動いた利益を打ち消します。

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池袋で働く税理士です。

このブログでご紹介する「超」理論暗記法を用い1年7ヶ月の専念期間で消費税、法人税、所得税の3税法に合格することができました。

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